1953XX
VINTAGE TAPERED STRAIGHT
男性170cm 32を着用
1953年両面均等V XXモデルの忠実な再現を行うに
あたり必要なものとは環境である。
歴史を学ぶと、当時のデニムやジーンズ創りは作業服製造程度の
内容しか残されていない。しかし、別の歴史
(染色機や紡績機、または農業)から確認すると
染色機に使用した燃料や糊の原料、
そして製造工程における保管環境、縫製設備や環境など
垣間見れた。お気付きの通り、この環境をどこまで用意するかが
「再現ジーンズ」となる。
Pattern:ヴィンテージストレート。股上が深くテーパードする
ストレート形状と余裕のある渡り幅、
ヴィンテージらしいバックスタイル。
ヴィンテージジーンズの歪みやバランスも
そのまま忠実に抜き出したヴィンテージパターン。
使用された綿素材を繊維単位にして追求した結果、
形状と長さが一致したアメリカメンフィス綿を織り糸にし、
石炭で稼働した染色機の変化
(インディゴ染料槽に煙からの灰が混入していた)を
染料+炭で再現し、当時から糊の原料にされていたトウモロコシの
澱粉糊を付着させ、織り上がった生地をオーブンで焼き
一度完全乾燥させることで当時のデニムの特徴である
ドライ感やザラ感などの肌触りまでを
再現するのに成功したデニム「ドライデニム」。
また、当時の縫製工場で使用していたモノと同じ年代ミシン
「ヴィンテージミシン(ユニオンスペシャルやシンガー、リースなど)」
を揃え、純正パーツとオーバーホールで機能を呼び覚まし、
これらを扱う技術者の育成を経て製造再現の
環境が整ったと言える。
この型紙は、腰回りを絞り、渡りから裾にかけては若干の
テーパードにより直線で落ちるストレートが特徴です。
また、股下付近の擦れや痛み・穴あきを防止するよう
創意工夫を凝らし、サイドシーム耳使いによる立体形状として
創出した唯一無二の形状型紙です。
これらにより、糸の運針、太さ、色数、縫い方、型紙など忠実に再現したジーンズが1953XXである。
Crimson Bartack:デラックスウエアのイメージカラーを
シンボルとしてクリムゾンバータックとした。
Light Red Line:オリジナルデニム「ドライデニム」の
セルビッチカラー
本物の1953年ヴィンテージジーンズと見比べて頂きたい。
販売価格: 28,380円(税込)