SUN SURF サンサーフ UNION SUPPLY 13.75oz. GRADE ONE AHINA WORK PANTS ユニオン・サプライ ヘビーオンズ アヒナ生地 US42436 hawaiian work wear ハワイアン ワークウエア work pants ワークパンツ 木綿 cotton日本製 madeinjapan [US42436]

US42436

UNION SUPPLY 13.75oz.

GRADE ONE AHINA

WORK PANTS

最初の日本人移民が海を渡り、

ハワイを目指したのが1868年（明治元年）。

多くの人々が祖国を離れ、

ハワイでの豊かな生活を夢見ていた。

しかし、彼らを待ち受けていたのは過酷な労働という現実。

着の身着のままたどり着いたハワイで、

彼らに残された選択肢はただひとつ。

当時ハワイの大きな産業となっていた

パイナップルやサトウキビの農園で働くことであった。

そこで彼らが最も必要としたもの。

それは丈夫なワークウェア。

作物の硬く鋭い葉や枝から身を守るため、

少ない賃金を工面してワークウェアを買い求め、

補修をしながらすり切れるまで使っていた。

やがて、頑丈で手頃な価格のワークウェアを必要とする

農園労働者たちの声は大きくなり、

それを実現させるべく、

日本生まれのヤスダ・カヨジが1922年にユニオン・サプライ社が

開発したのが、ヘビーオンズの日本製アヒナ生地（デニム）。

当時は他国と比べて工賃も安く、また日本国内での

目覚ましい技術革新がそれらを可能にしていた。

日本製アヒナのなかで最も厚い13.75oz.の生地は

「GRADE ONE」と名付けられ、一般的に流通していた

アヒナより高価ではあったが、耐久性の高さから

プランテーション・ワーカーたちに絶大な人気を誇っていた。

ユニオン・サプライ社は、

高品質で手頃な価格のワークウエアを

日本からハワイへ移り住んだ人々へ

提供して事業を拡大。

同社は衣料品メーカーでありながら、

日本から生地やネームなどを輸入する

ディストリビューターとしての役割も担っていた。